シミを防ぐカギは目にあり!
2019.04.30
1年の中でも紫外線量がもっとも多いこの季節。レジャーに出かけなくても、ジョギングやお買い物の間にもたくさんの紫外線を浴びてしまいます。
これからの季節、スキンケアの後に日焼け止めを塗るなどの生活紫外線対策は必須です。
ところが・・・。
肌に直接紫外線を浴びなくても日焼けするって、ご存知ですか?
これまで日焼けは、皮膚が紫外線に反応してメラニン色素をつくり、日が当たった部分だけが黒くなるとされていました。
しかし、大阪市立大学の井上正康教授の研究チームが『肌が直接紫外線を浴びなくても、目が紫外線を受けると体全体のメラニンが増加する』との実験結果を発表したのです。
目が紫外線を受けると、三叉神経を通じて下垂体に「紫外線が入ってきた」という情報が伝わ、下垂体が「メラニン色素を作れ」という指令を出して、皮膚が黒くなります。
紫外線は角膜に細かな炎症を起こしますが、この紫外線の害から身を守るために、全身の皮膚にメラニン色素を作らせるようになっているのだとか。
シミのない透明感のあるお肌を目指すなら、目の紫外線対策こそ、忘れてはいけないポイントなんですね。
紫外線カット加工の眼鏡やサングラス、コンタクトレンズで目から入ってくる紫外線をしっかり防い、ぜったいシミをつくらせない毎日を過ごしましょう。
シミ予防のための生活紫外線対策には、日焼け止めやUVカット加工の眼鏡、日傘や帽子などがオススメです。
シミを防ぐ栄養素をたっぷり摂って、体の内側からも紫外線対策を行うと、より効果的です。